令和5年9月1日より診療時間が変更となります。
●9月1日からの診療時間
月〜金曜日 午前診 9時〜14時
午後診 15時〜17時30分
休診日 土・日・祝日
診療時間 | 月〜金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|
9:00〜14:00 | ● | / | / |
15:00〜17:30 | ● | / | / |
従来の2次元情報(パノラマX線)に加え、
3次元情報を取り込むことによって
精度の高い歯科治療が可能になります。
従来の2次元的なパノラマレントゲン写真では、知ることの
できる情報に限りがあります。
左の患者さんの写真では、1〜4の部分に問題があります。
ぱっと見ただけでは分かり難い部分もありますね。
では、最新のデジタルCT写真で症例を見ていきましょう!
[A]は上顎洞といわれる鼻の空洞で、グレー色は炎症所見です。
[B]の→部分は歯根の先の病巣と上顎洞がつながっています。
このケースの鼻ずまりは、原因は鼻ではなく、歯の可能性もあります。
抜歯する際は、このCT情報が事前に分かっていると、抜歯の手技及び、術前後の注意
(術後感染のリスク)などが異なります。
[A]の→(歯の周辺の黒い像)は、骨が溶けています。
[B]の→が原因となる歯根です。
[C]の→は、感染しているためかなり病巣は広がっています。
このように歯根の状態は、CTをとらないと細部の情報はわかりません。
インプラントでは[A]の上顎洞底線と[B]の下歯槽神経が最も重要な解剖的指標です。
[A]までの距離によってインプラント体の選択、術式が決まります。
[B]の神経を突き破ってしまうと麻痺がおこります。
パノラマ撮影では 正確な距離及び骨の厚みが全くわからないので安全に治療が行えません。
インプラント治療においてはCT撮影は、必須の検査です。
歯と骨の位置関係を示しています。 この歯は歯根は長いですが、既に少しぐらついています。
それは歯を支える骨が 舌側骨の厚みは2.9mmですが、頬側骨がわずか約0.6mm程度しかないからです。実は日本人は、遺伝子的に頬側の骨が薄いです。
歯のグラつきは、歯周病の有無だけでなく、
歯と骨の位置関係と骨量、歯根の長さで大きく左右されます
かみ合わせ、歯ぎしり、矯正治療、その他炎症反応によって骨は吸収していきます。
当然薄い骨の吸収(溶け方)は早いです。
この方は決して歯ブラシがおろそかだから歯がぐらついたわけではなく、骨格的遺伝的要因が強いのです。
●診療時間
月〜金 午前診 9時〜14時
午後診 15時〜17時30分
休診日 土・日・祝日
診療時間 | 月〜金 | 土 | 日 |
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9:00〜14:00 | ● | / | / |
15:00〜17:30 | ● | / | / |