治療項目:虫歯・歯根の治療

虫歯=痛みではありません。

虫歯の痛みは、歯髄神経の炎症反応もしくは歯周組織の炎症により起こることが多いです。
歯が痛くなり歯科に来院するときはC3、もしくはC4まで進行してしまっているケースが多く、状態としては歯の状態は、あまり良くない事が多いです。

歯を長く保たせ健康を維持するには、定期健診によるメンテナンスが必要不可欠です


虫歯は進行具合により、大きく4のステージに分かれます。

虫歯の
進行状況
C1 C2 C3 C4
症状 痛みはない 通常ほとんど痛みがない。
時々噛むと痛い。
慢性期 ※2
噛むと痛い時がある。
何もしなければ痛みはない。※1
慢性期
噛むと痛い時がある。
何もしなければ痛みはない。※1
急性期 ※2
・激痛
・冷たいものでじわっとしみる
・熱いものでじわっとしみる
・噛むと痛い
・夜に痛くなる
・歯がひびく
など様々な症状を呈する
急性期
・激痛
・噛むと痛い
・歯がひびく
・触れるだけで激痛
・歯肉が腫れている
・痛くて眠れない
など様々な症状を呈する
治療回数
(治療期間)
1〜2回
(1週間)
1〜2回
(1〜2週間)
6〜8回程度
(1〜1.5ヶ月)
複数回
(2〜3ヶ月)
治療方法 経過観察。
削って詰める。
削って詰める。
削って型取り。
神経を除去し、消毒して
保存。
壊死している神経の消毒。
状況がひどいと抜歯。
※1 … 虫歯が進行していても、痛みが出ない場合もあります。
※2 … 慢性期:症状が激しくない状態。 急性期:症状の発現が急激である状態。


虫歯以外の、歯の痛みの原因

・知覚過敏 (象牙質が露出することによる痛み)
・歯根破折
・歯根のひび
・噛み合わせの問題
・歯肉炎、歯周病、親知らずなどの歯周組織の炎症
・歯根膜の炎症

…など様々な原因があります。


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